【3DスキャンPart11】タイヤを綺麗にスキャンしたい

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こんにちは、hisakrapです。(^^)/

1/6スケールHONDA CB750Fの3Dスキャンの続きです。

前回まではこちら。

【3DスキャンPart10】カラーリングやデカールで装飾

前回、リヤダンパーをモデリングして、スイングアームの組み込みまで完了しました。

ようやくバイクらしくなってきましたので、全体の色合いを調整し、モデルの細かいところを修正しました。

下の図がその状態です。

ちょっと、リアリティが増した気がします。(自画自賛)

そして今回は、リヤタイヤのスキャンにトライしてみたいと思います。

問題はタイヤの溝をいかにキレイに再現するか。

キレイにデータ化するなら、やはり3Dモデリングが一番ですが、風合いを出すならスキャンの方が最適です。

タイヤをスキャン

タイヤをスキャンしていきます。

まず、パウダースプレーを吹き付けます。

パウダースプレーが無いときは、片栗粉やベビーパウダーでも代用できます。

次に、タイヤの片面をスキャンします。

割とよくスキャンできていると思います。

こちらが上から見たスキャンのイメージ。

こちらが下から見たスキャンのイメージ。

次に、タイヤの向きを変えてスキャンします。

〇〇とハサミは使いよう、とは良く言ったものです。

タイヤの片面と片面だけではデータの合成(マージ)がやりにくいので、このように中間のデータもスキャンします。

スキャンしたデータをマージしていきます。

タイヤの溝がズレないように、慎重にマージします。

上の2つをマージすると、下の様なデータになります。

更にマージを繰り返して、タイヤの形のデータができました。

メッシュ化すると、下の図のようになります。

赤枠の部分は、穴があいていますので、穴埋めをして完成です。

メッシュからソリッド化

さて、ここからが問題です。

スキャンしたタイヤのデータは、頂点が75,600ポイントもありました。

このままソリッド化できれば一番良いのですが、ソリッド化したデータの容量が重くなってしまいます。

(CADでの操作が重くて大変になってしまいます。)

そこで今回は、別の方法をトライします。

まずは、Meshmixerで頂点のポイントを削減します。

9,500ポイントまで削減すると、下の図のようになります。

タイヤの溝がかなり潰れてしまいました。

次に、Fusion360でソリッド化します。

ソリッドデータを加工する

ここで、ソリッド化したデータを細工してみます。

タイヤの溝を掘って、再現できないかトライしてみます。

タイヤのイメージを読み込んで、なるべく忠実に溝を再現します。

結果は、下の図のようになりました。

どれが溝か分からない状態です。

やはり、スキャンデータを削減しない状態の方が良さそうです。

頂点75,600ポイントのソリッド化したものと見比べると、違いが良く分かります。

まとめ

結論は、キレイな形状でデータ化したい場合は、3DCADでモデリングするのがベストだと思います。

スキャンしたデータの一部をCADで補う場合は、また別の方法が良さそうです。

CADで補う場合の内容は、また次回に書きたいと思います。

hisakrap