【3DスキャンPart12】メッシュからソリッド化できない時の対処方

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こんにちは、hisakrapです。(^^)/

1/6スケールHONDA CB750Fの3Dスキャンの続きです。

前回まではこちら。

【3DスキャンPart11】タイヤを綺麗にスキャンしたい

前回からタイヤのスキャンにトライしています。

スキャンは無事に終わったのですが、ソリッド化できない現象が出てきて困っていました。

よくある事なのか分かりませんが、メッシュからソリッド化できない時の対処法をご紹介したいと思います。

ソリッド化できない症状

いつもですと、

1、スキャンが終わる

2、Meshmixerで頂点を10,000ポイント以下に減らす

3、Fusion360でソリッド化する

という方法か、

1、スキャンが終わる

2、頂点を減らさず、FreeCADでソリッド化する

のどちらかで作業が完了します。

今回、Fusion360の方法では問題なくソリッド化できました。

しかし頂点を減らしてソリッド化しているので、形状がキレイではありません。

そのため、FreeCADの方法でもソリッド化してキレイな形状のデータを残しておこうと思っていました。

ところが、FreeCADの方法でソリッド化ができなかったのです。

ソリッド化できない原因

頂点は75,600ポイントなので、以前のクランクケースの84,000ポイントより少なく問題ないはずです。

Meshmixerで解析にかけても、特にエラー箇所は出てきません。

FreeCADを再インストールしても症状が変わりません。

以前のクランクケースだと、順調にソリッド化してくれます。

手持ちのソフトだけでは、原因が特定できません。

別のソフトで原因を探ってみることにします。

DesignSpark Mechanicalで検証

DesignSpark Mechanicalを使ってソリッド化してみます。

メッシュファイルを読み込んで、「面をマージしない」でソリッド化します。

クランクケースは「Solid」に変換できました。

ところが、タイヤのデータは「Surface」となってしまいました。

どうやらメッシュ化したときに、不完全なデータとなっいたようです。

とりあえず、ソリッド化できない原因は分かりました。

メッシュデータのどこかが欠損しているのだと思います。

しかし、なんとかキレイな状態でソリッド化したいので、別の方法をトライしてみます。

形状を崩さないで頂点を減らす

下の図は、メッシュ化されたタイヤのデータです。

右下の表示で、頂点が75,579ポイントになっています。

データを切り分けて、9,504ポイントまで減らしました。

切り口を修復して、12,021ポイントになりました。

10,000ポイントを超えていますが、ごり押しでFusion360でソリッド化してみます。

無事にソリッド化できました。

このあと、このソリッドの中心をうまく捉えて、複製+合成します。

タイヤの溝が合うように調整しながら合成することで、うまくタイヤのソリッド化ができました。

つなぎ目は多少分かりますが、遠目で見れば分からなくなります。

バイク本体にアッセンブリーすると、それほど違和感はありません。

おまけの効果

今回の方法でタイヤのソリッド化をトライした結果、思わぬ収穫がありました。

データが、思いのほか軽くなったのです。

このソリッドモデルが、1個で23.4MBもあります。

アッセンブリーにすると、84.5KBにまで軽くなりました。

CADでアッセンブリーをするにはとても嬉しい効果です。

他のパーツも、同じやり方でソリッド化していけば、キレイ且つ軽いデータが作れそうです。

分割してから組み合わせる分、作業時間は増えますが。。

宜しければ、参考にしてみてください。

hisakrap